手術当日の食事は絶食でお願いします。水分や内服薬は服用可能です。

日帰り手術当日は患者さんご自身での車の運転はお控え頂きますので､ご家族の方の運転又はタクシーでのご来院をお願い致します。

●午前9時迄に

ご来院頂き、点滴及び手術前の注射（前投薬といいます）を行います。

●午前9時30分頃から

腰椎麻酔（下半身麻酔）を行います。

●午前9時45分頃から

手術開始。

電気メスを用いた内視鏡手術です｡

膀胱癌は30分～45分程、前立腺は大きさにより1時間～1時間30分程の手術です。

バルーンカテーテル（尿道から膀胱まで挿入された管）を留置して手術は終了です。

●手術後、帰室し、腰椎麻酔が醒める迄

ベッド上で休んで頂きます。

ほとんどの患者さんは手術中及び帰室後も手術室に入る前の注射（前投薬）により、痛みはなく傾眠状態となります。

●午後4時頃

腰椎麻酔から回復し、歩行可能となります。

バルーンカテーテルは入ったままですが､帰宅可能となります。

患者さんご自身での運転は当日は危険ですので、ご家族の方の運転又はタクシーでのご帰宅をお願いしております。

夕食は摂取可能です。水分は多めに取って頂きます。

●手術翌日は

外来受診となります。

●バルーンカテーテルの抜去

目安は膀胱癌では手術後2～3日目、前立腺肥大症及び癌は約1週間後となります。

＊手術後の痛みはあまりありませんが、バルーンカテーテルが入っていますので尿意や違和感が生じることがあります｡

 痛み止めの座薬を使うことによって症状の改善が得られます。