医療法人勝真会
こうない坂医院
泌尿器科・皮膚科
医療法人勝真会 こうない坂医院
高知県高知市朝倉丙1917-3
TEL: 088-843-8833
前立腺癌が疑われる患者さん、
主にPSA(前立腺特異抗原)が4㎍/ml以上
の方に対して行われる検査です。
経直腸的(肛門から器具を入れて行う)方法と
経会陰的(肛門と精巣の間から行う)方法があります。
経会陰的に行う方法は痛みが強い為、
腰椎麻酔(下半身麻酔)が必要となります。
当院では経直腸的生検を行っております。
麻酔方法は仙骨硬膜外ブロックという方法ですので、絶食の必要はなく午後から行っております。
午後からの検査となります。
日帰り検査当日患者さんご自身での車の運転も可能ですのでお車でご来院頂けます。
●浣腸を行い
直腸内の便を出します。
●仙骨硬膜外ブロック
(尾てい骨部からの注射による麻酔)
効果が現れるまで10~20分程掛かります。
●超音波プローブを
肛門から挿入し、超音波で前立腺を描出します。
約10分間で14ヶ所の小さな組織を取ります。
●バルーンカテーテル
(尿道から膀胱まで挿入された管)を留置して検査終了です。
●2時間程で麻酔は醒めますので、
患者さん自身の運転でご帰宅が可能です。
ご帰宅後は水分、夕食ともに普通に接種可能です。
●翌日は
外来受診して頂き、バルーンカテーテルの抜去を行います。
●組織検査の結果が
わかるまでには約10日程掛かります。
*検査中の痛みは ほぼありませんが、バルーンカテーテルが尿道から入っていますので、麻酔が醒めると尿意や違和感が生じることがあります。
痛み止めの座薬を使うことで、症状の改善が得られます。