医療法人勝真会
こうない坂医院
泌尿器科・皮膚科
医療法人勝真会 こうない坂医院
高知県高知市朝倉丙1917-3
TEL: 088-843-8833
過活動膀胱とは、少しの尿の溜まりで尿意を感じたり(頻尿)、急に尿意が高まったり(尿意切迫感)、夜寝ているときにトイレに行きたくなったり(夜間頻尿)、尿の我慢がしにくく、時に尿漏れを起こしたり(切迫性尿失禁)する症状が多くみられる場合があります。
40~50歳以上の男女に見られる比較的身近な病気です。
様々な原因が考えられますので、お気軽にご相談ください
前立腺肥大症とは、前立腺の細胞が増えることで正常よりも肥大化し、それに伴い、尿が出にくくなる、夜中に2回以上排尿に行く(原因は加齢による性ホルモンのバランスの変化等がいわれています)などの排尿に関するさまざまな症状が現れる病気です。
前立腺は超音波検査で比較的簡単に診断が可能です。内服薬で症状の改善がみられる場合が多いですが、手術的な治療が必要となる場合があります。
50歳以上の男性は加齢とともに肥大症が生じる方が多くなってきます。生活習慣病の人はかかりやすいので気を付けましょう。
膀胱炎とは、膀胱に細菌が侵入して引き起こされる病気で排尿痛、頻尿、血尿などの症状が生じます。
膀胱炎が悪化すると腎盂腎炎になることがあります。早めの診察をおすすめいたします。
治療方法は、病気の原因となっている細菌を減らすために、抗生物質を使用します。
血尿とは、おしっこが赤いなど目で見て判断できる場合(肉眼的血尿)と、健康診断や病院での検査(顕微鏡的血尿、尿潜血)で診断されることがあります。
尿を作る腎臓や尿の通り道が病気になっていることを示すサインです。
特に無症状の場合は、癌などの重要な病気の危険信号の場合がありますので注意が必要です。
前立腺がんは、高齢化や診断技術の進歩により近年急速に増加しており、日本人男性では一番多い癌となっています。
早期発見であれば、治癒することが可能ですが、早期には自覚症状がなく、症状を自覚する前に診断の機会を得ることが理想的です。
50歳以上の方は血液検査であるPSA検査を行うことをおすすめいたします。
尿路結石とは、尿成分の一部が結晶のようになり、尿路系に沈着してしまう結石のことです。
また、その石が尿管に詰まることにより、しばしば激痛や血尿を伴う症状が出てきます。
水分を多く摂ったり、肥満防止、食生活改善などを行い、予防に努めましょう。
性的行為、又はそれに準じた行為により生じる感染症です。
尿道炎(淋菌、クラミジア等)梅毒、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、エイズ等の病気があります。
頻尿などの排尿障害の症状、外陰部の痛みや不快感などの症状を訴える慢性難治性の疾患群です。
長期間、悩んでいる患者さんが多いと考えられます。
脊髄損傷や二分脊椎などの脊髄疾患やパーキンソン病や脳血管障害(脳梗塞、脳出血)といった中枢性疾患(脳)による排尿障害、糖尿病、陰部ヘルペスなどによる末梢性神経障害による排尿障害を生じた疾患です。
根本的な治療は難しい場合が多いですが、なるべく日常生活に困らないようにする治療が必要となります。
バイアグラ、シアリス等の内服薬があります。